天武・持統天皇陵

概要

第40代・天武天皇と第41第・持統天皇の陵です。
お二人はご夫婦で、7世紀後半・飛鳥時代後期の天皇です。

正式名称は、「野口王墓」と言います。
元は、八角形の五段築成の墳形とされ、墳丘は現在、東西58m、南北45m、高さ8mの円墳状になっています。

元々、宮内庁では、北西約1キロのところにある丸山古墳を天武・持統天皇陵として治定していましたが、明治時代に天武・持統天皇陵についての史料が発見され、現在の野口王墓へ変更しました。
宮内庁が治定を変更したのは、この天武・持統天皇陵だけで、それぐらいこの天武・持統天皇陵は確実と言えると思います。

天武天皇は、壬申の乱(672年)で勝利した天皇で、日本書記の編纂も命じています。
持統天皇は、天武天皇の兄の天智天皇のお子さんで、持統天皇の時代に新益京を造営しています。

天武天皇:在位期間673~686年・生年不明・崩御年686年
持統天皇:在位期間690~697年・生年645年・崩御年703年

アクセス方法

徒歩・自転車

右上の枠のマークをクリックするとアプリで開けます。

徒歩や自転車で行く場合は、2つの行き方があります。
1つは、天武・持統天皇陵の南側から階段を上がって行く方法です。
もう1つは、北側から行く方法です。

南側が入り口なので、正しくは南側からです。
ただ、北側には「鬼の雪隠と鬼の俎」がありますので、北側から一緒に行った方が楽は楽です。

自動車の場合

右上の枠のマークをクリックするとアプリで開けます。

自動車で行く場合は、天武・持統天皇陵の南側に駐車場がありますので、こちらに自動車を停めて、階段を上がって行くと着きます。
近くに「鬼の雪隠と鬼の俎」もあるので、一緒に行くと良いと思います。
行き方は、上がった反対側に小道があるので抜けると鬼の雪隠と鬼の俎のある道沿いに出ますので、左に曲がり下って行くと着きます。

時間と料金

天武・持統天皇陵は、いつでも自由に見ることができますので、時間や料金はありません。