キトラ古墳
壁画
キトラ古墳の展開図です。
それぞれの壁に四神が描かれています。
また、それぞれの四神の下に3体ずつ十二支の獣頭人身像が描かれていたと考えられますが、現在、判別できるものは6体のみです。
獣頭人身像とは、体が人間で頭が獣の像です。
北壁の3体の真ん中に子(ネズミ)が描かれていて、時計回りに十二支が描かれています。
天井には天文図が描かれています。
南側
南側が入り口になり、四神の内の朱雀が描かれています。
午(うま)の像も見れますが非公開です。
朱雀
実際の画像
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北側(奥)
北側には四神の内の玄武が描かれています。
亥(いのししと)子(ねずみ)と丑(うし)の像が見れます。
玄武
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子(ねずみ)
丑(うし)
東側
東側には四神の内の青竜が描かれています。
寅(とら)の像が見れます。
青竜
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寅(とら)
西側
西側には四神の内の白虎が描かれています。
戌(いぬ)の像が見れます。
白虎
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戌(いぬ)
天井
天井には天文図が描かれています。
実際の画像
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天文図は直径60センチ程で、68の星座と350個の星が描かれ、天の赤道や黄道など4つの円が描かれています。
この天文図は正確に星の位置などを表しているわけではありませんが、ある程度は合っているようです。
世界最古の天文図とされています。
アクセス方法
飛鳥駅から自転車で15分ぐらいのところにあります。
ほぼ南へ一本道ですのでわかりやすいと思います。
飛鳥駅から直通バスも出ていますが、1時間30分に1本ぐらいですので、それだけの時間が掛かります。(料金:190円)
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駐車場はキトラ古墳から徒歩5分ぐらいのところに1カ所と、北側に徒歩20分ぐらいのところに1カ所あります。
どちらも料金無料です。
壁画の特別公開のときに、近い方の駐車場が満車(20台)の場合は、遠い方の駐車場へ誘導されます。
入館料と開館時間
開館時間:9時〜17時
(12~2月は16時30分まで)
入館料無料
12月29日~1月3日は休館
実際の壁画を見れる特別公開は期間限定で行われていて、事前申し込みが必要です。
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